岐阜新聞 住まいの心得 コラム
昨日(8/29)の岐阜新聞に現在工事中の「KAWATE」についてのコラムが
掲載されました!
武藤圭太郎
昨日(8/29)の岐阜新聞に現在工事中の「KAWATE」についてのコラムが
掲載されました!
武藤圭太郎
KAWATEの建て方が行われました。
真夏の暑い中、GINAN同様、構造的にアクロバティックな建物の為、
緊張感のある建て方となりましたが、
無事一番高い場所にある梁が掛かり、上棟となりました。
宙に浮いている部分は鉄骨の梁によってがっちり補強されています。
コストを抑えたり、木の質感といった木造の良さを生かしながら、
鉄骨をうまく使う事によって、耐震性を高めたり、開放的な住宅を実現しています。
中間の梁から下は全てガラス張りになり、浮いているボリュームの下は
中庭の様な外部空間になっています。
ちょうど畑や田圃の緑の風景が切り取られ、
鮮やかな風景を運んできます。
リビングの上を見上げると、天井高6.5m!のダイナミックな吹き抜けになっています。
一番上の大工さんが立っているところは、空だけを切り取るハイサイドライトの窓になります。
勾配が急なので現場監督が滑って、靴を落としていました。危ない危ない(笑)
周辺の緑が鮮やかなので写真だと涼しげに見えますが、
当日は相当暑く、建て方も二日がかりになりました。
大工さん、お疲れさまでした!!
比較的コンパクトな住宅ですが、ダイナミックな建築になりそうで、
今後が楽しみです!
武藤圭太郎
KAWATEは暑い中、工事が進んでいます。
周りの畑や田圃も緑が鮮やかになって、気持ちよい風も時々流れてきます。
現場の職人さん達はそれどころではない暑さでしょうが、、、
おかげさまで工事は進んでいきます!!
鉄筋の組み立てが終わり、構造事務所による検査も行われます。
基礎のコンクリートの打設も終わり、お盆くらいに建て方が始まります。
真夏の中、「建物が半分浮いている」という特異な構造なので、緊張感のある熱い建て方になりそうです!
武藤圭太郎
RENOVATION M が完成しました!
改修前は1K(ワンルーム+キッチン)2世帯分だった、RCの賃貸住宅の界壁を取り壊し、
1つの居住空間として、リノベーションしました。
バルコニーが無い建物だった為、クライアントから洗濯干し場が欲しいという要望が有りました。
この建物は2面が道路に接している為、大きな開口部が沢山有りました。
そこで、道路に面する外周部に沿って、庭の様な縁側の様な外部的な空間を作りました。
この空間は庭としての雰囲気を持ちながら、バスルーム、洗濯物干場、ワークスペース、寝室と繋がっています。
これらの庭の様な空間がリビングをぐるっと取り囲む事によって、コンパクトなリビングのスペースに奥行き感をもたらしています。
光を透過するカーテンを開口部だけでなく壁面全体にしつらえる事によって
既存のサッシュの雑然とした雰囲気を解消して、光の質を柔らかくしています。
リビングの側にもカーテンを設ける事で、外からのプラバシーを確保しながら、
朝もやの様な幻想的な雰囲気をつくりました。
ローコストの改修でしたが、
50年前の荒々しいコンクリートの既存のテクスチャーを所々残し、
開口部の多いこの建物を生かしながら、
明るく、実際の広さ以上の開放感を持った空間に仕上がったと思います。
武藤圭太郎
先日「KAWATE」の地鎮祭が行われました!
大安で日柄も良く、何より天候に恵まれ、周辺の長閑な雰囲気(岐阜の中でも市街地に近いですが、、)
にあった気持ちの良い地鎮祭になりました。
この敷地は北側に田圃、西側に畑があり、暖かい季節になると周辺が緑に染まって行きます。
敷地に初めて訪れたとき、とても地面が強い敷地!!だと思いました。
「KAWATE」は周囲の環境を生かし、取り込みながら計画されています。
スキップフロア状に建物を半分浮かせるによって、敷地の多くの部分の地面を開放しています。
持ち上げられた下のスペースは屋根のある、中庭の様な外部空間となっています。
建物を半分浮かせる事で、下の窓は地面からの光を取り込みながら、
西日のカットや西側からの通風(岐阜特有の伊吹おろし)も同時に行っています。
また、基礎の面積や地盤改良の面積を減らす事によってコストも少し低減されました。
浮いている部分は片持ちになっているので、梁に鉄骨を入れて補強しています。
浮いている部分の下がどのように使われていくか、とても楽しみです。
四季を感じる、開放的で気持ちの良い住宅になりそうです。
工事中の様子はまたBLOGで順次UPしていきます。
お楽しみに。
武藤圭太郎
新しいリノベーション物件がスタートしました。
築50年程度のマンションのリノベーションです。
リノベーション前はこんな雰囲気。
と、なかなか昭和な香りが漂っていますが、
もともと1K(1部屋+キッチン+水回り)2世帯分のスペースの界壁を取り壊し、
1つの居住空間としてリノベーションします。
解体後の風景です。
キッチンやバスタブなど、設備機器も全て撤去し、間の界壁も撤去した為、随分とスッキリしました。
ローコストの物件なので、
出来るだけシンプルに、
窓が多い既存建物の特徴を生かしていく予定です。
サッシュなどはそのままに、光の質をリノベーションする計画です。
RENOVATION Uの引き渡しを先日無事終えました。
早速、竣工写真もUPしましたのでご覧下さい!
改修前は、光が当たらず一番暗かった場所を光天井とし、一番明るくする事によって、
部屋ごとの「明」と「暗」を反転しています。
それによって、他の部屋から見ると外部空間が新しく挿入されたかのように感じます。
とても、開放的で気持ちのよいバスルームが出来たと思います。
寝室も既存の天井の高さを生かしながら、囲まれた柔らかい雰囲気のある空間になっています。
既存の良い部分を生かしたり、悪い部分を矯正しながら、劇的に空間を変える事が出来るのは
リノベーションの醍醐味だと思います。
BEFORE
設計・監理:武藤圭太郎建築設計事務所
施工 :松原建築商事
photo by : APERTOZERO
昨日の岐阜新聞朝刊に最近のリノベーション事例を踏まえた記事が掲載されました。
リノベーションについてのご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください!
武藤圭太郎
武藤圭太郎建築設計事務所
こちらのリノベーションの工事は着々と進んでいます。
工事も終盤にかかり、光天井の取り付けが行われました。
既製品のシステムを使わず、アルミの部材を組み合わせる事で、
比較的安価に、そしてシャープな見た目となる光天井を実現しています。
期待通りに明るく、そしてインパクトのある素材となりました。
隣接する部屋とのコントラストもはっきりついてきて、
開口の少ない閉鎖的な空間が、外部の様な開放的な空間に変化しそうです。
完成も間近ですので、お楽しみに。
武藤圭太郎
武藤圭太郎建築設計事務所
今年も、岐阜の大学、短大と高専の卒業設計講評会に
審査員として行ってきました。
今年は、去年よりプレゼンボードの内容が濃くなり、模型も大きくなった為
会場の展示には迫力が有りました。
高校生も、短大生も大学生も同じ土俵の上でプレゼンテーションを行うので、
それぞれの立場にとってとても刺激的な場になったと思う。
今年は、東関東大震災に直面した、まさにその直後に卒業製作を開始した生徒達だ。
震災によって、建築が建つ社会的な意味やコミュニティーの意味がますます問われる様になったと思う。
建築をつくる人間として、建築が作り出す多面的な意味をより深く考えていかなければならない。
それは、店舗にしても住宅にしても、公共施設にしても建築が土地に定着して、一定の人が利用するという社会的な性質をもっている以上、変わらないと思う。
学生達が、それぞれの課題を設定する事は自由だし、そうあるべきだと思うけど、
設定の仕方がイマイチ弱い。
だからプレゼンテーションが弱く、迫力に欠ける。
より問題意識を持って、学生ならではの刺激的な提案を見せてほしい。
卒業設計は学生の時に、一度きりしかできないのだから。
去年も感じたけど、学生のギャラリーがあまりに少ない、、、
もっと後輩達が大勢来て、熱気あるプレゼンテーションの場になっていく事を期待しよう。
学生さん達、お疲れさまでした。
武藤圭太郎
武藤圭太郎建築設計事務所
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 12月 | ||||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |