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築170年の古民家をゲストハウスに改修

 

築170年の古民家の外国人向けのゲストハウスへの改修。

度重なる改修や増築により、現代の生活に合うよう天井や間仕切りが設置されていたが、それらを撤去し170年前の空間イメージに復元しつつ、魅力的な周辺環境を取り込む計画とした。

ゲストハウスのリビングとエントランスにあたる土間スペースは東側の壮大な風景を取り込む大きな掃き出しの開口部を設け、囲炉裏の煙により黒ずんだ、風合いのある小屋組や野地板を現しにし開放感がありながら、天井に闇が広がる日本的な陰影の感じられる空間とした。

3箇所ある寝室は襖や障子によりレイヤー状に間仕切る日本伝統のプランを踏襲しつつ、土間との間にクランクして連続する縁側状のスペースを設け、様々な場所でくつろいだり、風景を眺めたり、会話をしたり、周辺環境や人との関わりを促すプランになっている。

 

KAWAUE RESIDENCE HP

 

 

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