イベント情報
11/10(土)、11(日)、12(月) 11:00〜17:00
岐南町フォーカスポーカス内の「クレドホーム」にて
相談会のイベントに出席します。
無料のイベントですので、お時間が有る方は是非、お越しください!
武藤圭太郎
11/10(土)、11(日)、12(月) 11:00〜17:00
岐南町フォーカスポーカス内の「クレドホーム」にて
相談会のイベントに出席します。
無料のイベントですので、お時間が有る方は是非、お越しください!
武藤圭太郎
先日、四日市で行われた東儀秀樹さんの講演に行ってきました。
講演だけでなく、話の途中に演奏が入ったりと、雅楽や日本文化に触れる
(といっても一時間半なのでさわりだけでしたが)とても素晴らしいイベントでした。
途中、雅楽で使用する楽器の紹介をされていました。
「笙」という、パイプオルガンの様な音色で和音を奏でる楽器。
1300年ほど前に中国かあるいはその西側からシルクロードを経て日本に伝来し、
「ドレミファソラシド」という音階で音が構成されています。
そんな昔から、「ドレミファソラシド」が日本に有ったの?とすこし驚きましたが、、
つまりは東儀さんによると、この私たちが慣れ親しんでいる音階は
西洋で発明されたものではなく、それぞれの人種や民族が心地よい音を求めていたら、
「ドレミファソラシド」
にたどり着いたという事の様です。
普遍的、絶対的な心地よさ。
その言葉にドキッとさせられました!
音楽にロックやポップやジャズ、クラッシック、、、、など
ジャンルが多様化して行き、個人的な好みはそれぞれかもしれないですが、
「ドレミファソラシド」
の普遍的なここち良さはそれぞれの中に潜んでいる。
(僕はギターを少し弾きますが、どこかの弦のチューニングが少しずれるとやはり気持ち悪い!)
建築にもそんなものが有るのではないか。
形や、色、素材など、流行に左右される、表面的なものでなく、
もっと根源的なところに潜むここち良さ。
そんな「ここち良さ」をもった建築を追求していきたいと思っています。
武藤圭太郎
映画「MAN ON WIRE」のレビューを77projectのサイトにUPしました。
貿易センタービルの2本のタワーの間の頂上を綱渡りした男のドキュメンタリーですが、
5本の指に入るほど好きな映画です。
何度見ても、勇気とエネルギーをもらいます。
武藤圭太郎
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「できない事は何もない!」
その事だけは、思い続けて生きていきていきたいと思っている。
それは、仕事にしても、プライベートにしてもいつも同じだ。
ただポジティブに、まっすぐに。
そんな事を考えているといつも思い浮かべる映画が「MAN on WIRE」だ。
僕のなかでは5本の指に入る好きな映画。
何度見ても、見た後に気持ちが高揚する。
この映画はドキュメンタリーだけど、内容がぶっとんでいる。
「綱渡りの男」
この映画は、1974年8月、この物語の主人公、フランス人のフィリップが今は亡き貿易センタービルの2本のタワーの間の綱渡りに成功したドキュメンタリーだ。
この物語は二重の意味で凄い。
まずは、貿易センタービルの上で綱渡りに成功した事。
あの高さで吹いている風は相当のものだと思う。
2つ目は警備の目をかいくぐりながらビルの頂上に1トンもある2つのビルを繋ぐワイヤーの設備を設置した事。
もちろん違法だし、結果的にフィリップは綱渡りを成功した後、逮捕される。
この映画では、その計画から実行に至るまでをドキュメンタリーで描いている。
フィリップとその周りの友人達の、日夜作戦をたてて実行されていく様子はスリリングでとても感動的だ。
それにしても、フィリップが綱の上を歩いている姿は優雅で美しい。
曲芸だとかそういう言葉よりも、芸術という言葉が似合う。
常に死と隣り合わせだからこそ、綱の上のダンスは優雅で、天国に浮いて踊っているようにさえ見える。
綱渡り当日、逮捕されたフィリップはマスコミに
「なぜ?」「なぜ渡ったのか?」
と執拗に問われる。
その質問がアメリカ的だし、日本的でもある。
壮大で深淵な事に理由を問う実利的な考え方。
壮大な夢に目的なんて無いんだろうな。
ただ、実現したい事がある。共感されなくても。
自然と湧き出て、抑えきれなくなる感情。
それが、夢だとか大きな目標なんだと思う。
最後に出てくるフィリップの言葉
人生はエッジを歩いてこそ価値がある
反骨精神を持たねば
社会の規則に慣らされることを拒み
出世を拒み
繰り返しを拒む
日々すべての発想を
真の挑戦と受け止める
そうすれば人生は綱渡りになる
綱の上を歩くフィリップの形相は凄い。
夢を実現するまでの執着も図抜けている。
そして、綱を下りた時の彼の笑顔は無邪気でやんちゃ坊主そのものだ。
さぁ、今日も楽しもう。
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