昨日、一昨日と無事、GINANのオープンハウスを終えました。

200人を超える多くの方々にお越し頂き、ありがとうございました！

ASTREA　GALLERYさんとの家具のコラボレーションも行い、設計事務所の普通のオープンハウスには無い、イベントになったと思っています。

少しでも、住宅や建築や家具の楽しさが伝えたれたら嬉しいです。

多くの方に色々なご意見も頂き、刺激的な二日間となりました。

オープンハウスを支えてくれた、らいふくれよんの皆様、施工会社の松原建築商事さん、素晴らしい家具を展示して下さったASTREA GALLERYの横山さんありがとうございました。

また、何よりこのオープンハウスを快諾いただきましたクライアントのOさんご家族、ありがとうございました。

これから、より岐阜や東海地方の文化が面白くなって行く様、
一層精進してしていきたいと思います。

武藤圭太郎建築設計事務所
武藤圭太郎

GINANも来週のオープンハウス、竣工に向け、いよいよ最終の仕上げの段階です。

壁が白く塗られ、外壁のテクスチャーが室内にも入り込む事で、室内でありながら外にいる様な開放的な明るいな空間になってきました。

斜めの壁の中に入ると、いくつか窓が空いていて、そこから覗き込むとより外部の様な風景が広がっている様に感じます。

形式としてはとてもシンプルですが、空間体験として色々な奥行がある建物になりました。

外構が完成すると、より「建築」と「外部」が一体となっていくので、とても楽しみです。

そして、再度、オープンハウスのお知らせ！

1/28（土）,29日（日）にオープンハウスをいたします。

当日はASTREA GALLERYによるモダンファーニチャーも展示し、実際に座ることもできます。

建築と家具のコラボレーションした、ここでしか体験できない場を、是非お楽しみください。

ご希望の方はどなたでも、お気軽にお越し下さい！

日時：１月２８（土）２９（日）　１０：００～１６：００

場所：岐阜県羽島郡岐南町

※詳しい場所は　keitaromuto@gmail.com　（武藤圭太郎建築設計事務所）までお問い合わせください。

案内図をお送りりいたします。

当日の連絡先は090-4229-8142（武藤携帯）まで

武藤圭太郎
武藤圭太郎建築設計事務所

GINANも今年最後の現場です。

内装工事が大詰めです。
斜めの取り合い等、施工の難しい箇所が多いですが、
綺麗に仕上がっています。

年明けから塗装など、仕上げが進んでいきますが、
斜めの壁や、サッシュが生かされて、「外部」の様な気もち良い、開放的な空間が
実現できそうです。

今年一年も多くの人に出会う事ができました。

全ての出会いに感謝しています。

来年は、「GINAN」が完成、新しいリノベーションや、「KAWATE」も着工します。
プライベートでも大きな変化が起こり？
とても楽しみな一年になりそうです。

皆様にとって、日本にとって来年が良い年となりますように！

さぁ、２０１２年へ！！

武藤圭太郎
武藤圭太郎建築設計事務所

GINANは足場が撤去されました。

グレーの砂利を混ぜた荒々しい外壁が青い空に映えています。

外壁が斜めになっている為、見る角度によって様々な表情を見せています。

近づくと相当ナナメ！

さて、いよいよ内装と外構に入っていきます。

外構のほとんどが砂利敷きになる為、建物と外構が一体になる日が楽しみです！！

武藤圭太郎
武藤圭太郎建築設計事務所

しばらく書いていないうちに、GINANの工事も着々と進んでいます。

まずは、サッシュの取り付け。

サッシュとガラスは「らいふくれよん」でもお世話になっている辻井硝子さん。

斜めのサッシュが数カ所ありますが、精度良く仕上がってきました！
開閉部も斜めになっています。
このサッシュのディテールには苦労しました、、、

大きな開口部が有る部分は「外部」＝「庭の延長」の様な空間を目指しているので、
業者さんとの打ち合わせを重ねて、少しずつ、少しずつサッシュの存在感を消していくのです。

業者さんからしたら、頑固な奴だな～くらい思われるんでしょうけど、
まぁ、それが仕事なので。。。

外から見るとこんな感じ。
一番上の窓は、熱抜きの為、開閉可能になっています。
夏に大きな効果をもたらすのです。

続いて、外壁の左官工事。

こちらも「らいふくれよん」でお世話になっている、モリケン商会さん。

設計の段階から、左官の可能性をいろいろ検討していきました。

「建物を含めた敷地全体が庭」というコンセプトのもと、
建物をできるだけ庭と同質な雰囲気にする必要がありました。

敷地のほぼ大半が砂利敷きとなる予定なので、壁を砂利の様な仕上げにできないか、多くの検討を重ねて来ました。

そして、左官の上に砂利を撒く（壁に）というテクスチャーにたどりつきました。

下から見上げると、地面の様な雰囲気になっています。

写真では分かりづらいですが、斜めの壁も生かされて迫力のある外壁となっています。

日の光が当たると細かい陰影ができ、雨が降ると砂利が濡れる。

自然の環境によって、外壁が色々な表情に移り変わる、表情豊かな外壁となりました。

外部の足場ももうすぐ外れて、いよいよ内装の工事に入っていきます。

武藤圭太郎
武藤圭太郎建築設計事務所
HPはコチラ

上棟のご報告の前に、再びギフレクの告知。

9月１７日（土）１８日（日）　１０：００～１６：００

「らいふくれよん」の新築・現場CAFE

らいふくれよんの建築家による新築住宅や現場がCAFEに！

詳しくはコチラ
http://www.lifecrayon.co.jp/topics/info/91718.html

僕は「GINAN」で待ってます！！

建築家の住宅現場に入れる機会もなかなか無いと思うので、
是非遊びに来て下さい。

周りの田圃の風景も美しく、構造も見所満載です！

では、建て方の様子を。

柱と梁が斜めになっていて、斜め同士の部材が交差する為、
仕口（部材同士が接合する部分）の加工をプレカットで行う事ができず、
かなりの箇所を手刻みで加工をしています。

まさに、職人の技！！

建て方に丸３日間。

斜めになった壁が、地形の様な、自然の風景の様な
迫力をもたらしています。

こういう難しい現場を、真剣に、かつ楽しみながら施工をしている
大工さん達を見ると、職人さんの心意気というか、誇りを感る。

そして、PCの画面の上での設計と、現場で行われていく事との葛藤が
モノづくりの本質だとも思う。

とても緊張感のある三日間でした。

武藤圭太郎
武藤圭太郎建築設計事務所